株式投資を始めて数年が経ちますが、いまだにバイオ株の買い時や売り時が良くわからない🤔
ただ、なんとなくめちゃくちゃ下がったバイオ株を買って、急騰したら売る形でプラス収支には貢献しているので、時間が出来たときに調べてみたら意外と面白かった😊
備忘録も含めてまとめておこうと思う。
〜MSCB、パイプライン、需給、そしてバイオ株の本質〜
バイオ株を見ていると、赤字だらけなのに何で営業できるんだろう???
これが一番最初に見たときの印象。
ただ、チャート上で見ると長年続く歴史ある会社もあるし、時折急騰も見せている!?
なんとなくそのチャートを見ながら底値を拾う。
これはボロ株が多くあるため、気軽に拾いやすかったのもあると思う。
しばらく気にしていなくて、いつの間にか急騰ニュースで知る。
あっ持ってたわ。と思って売りさばく。
これが個人のバイオ株のあるあるパターン。
普通に考えれば逆に大損することもあるだろうが、今のところ毎年、毎回、買うたびにプラス収支で終えられているのは、間違いなく運もあるのだろう。
これじゃだめだと調べてみることに・・・
MSCB、パイプライン、需給、研究→資金調達→研究のループ。
などなど、株式を知る上での知識や、バイオ株の見極めのポイントみたいなことがわかり始めた。
確実に忘れると思うので、こちらに記しておく。
■ はじめに
ブライトパス・バイオ(4594)は、2024年末〜2025年にかけて株価が大きく動いた銘柄のひとつです。
特に BP2202(iPS細胞由来BCMA CAR-NKT) への期待感や、MSCB(新株予約権)の進捗による需給改善が注目されました。
本記事では、
- BP2202とは何か
- MSCBの残量から見た需給
- 今後の上値・下値シナリオ
- バイオ株のビジネスモデル
- バイオ株を見極めるポイント
- 黒字化したバイオ企業の実例
これらを総合的にまとめ、ブライトパス株をどう捉えるべきかを整理します。
※本記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
■ BP2202とは何か?(やさしく解説)
BP2202は、
iPS細胞から作った“がんと戦うヒーロー細胞(NKT細胞)”に、BCMAという“がんを見つけるアンテナ”を付けた治療です。
● iPS細胞
なんにでも変身できる“万能のタネ”。
● NKT細胞
がんを攻撃する免疫のヒーロー。
● BCMA
多発性骨髄腫などの血液がんを見つける“目印”。
これらを組み合わせて、
がんをピンポイントで攻撃できる細胞治療を作るのがBP2202です。
ブライトパスは 2026年3月末までに米国でIND申請(治験開始の許可申請) を予定しており、これが株価の期待材料になっています。
■ MSCB(新株予約権)残量から見た需給
MSCBは、資金調達のために発行される“将来の株式”です。
行使が進むと売り圧力になりますが、行使が進み切ると需給が改善するという特徴があります。
● 現状のポイント
- 機関の空売り残高が減少傾向
- MSCBの売り圧がピークアウトした可能性
- 信用買い残は多いが、踏み上げの燃料にもなる
→ 需給は改善方向に向かっていると判断できます。
■ 今後の上値・下値シナリオ
● 上値シナリオ
- 短期資金が継続流入:75円 → 80円 → 85円
- BP2202の進展・提携などの材料:100円台前半 → 120円台も視野
● 下値シナリオ
- 短期資金が抜ける:55円 → 50円
- MSCBの追加行使が再加速:45円 → 40円割れの可能性
→ 材料と需給の両方が株価を左右する局面です。
■ バイオ企業はなぜ赤字でも倒産しないのか?
バイオ企業のビジネスモデルは特殊で、
● 研究 → 資金調達 → 研究 → 資金調達
というサイクルで成り立っています。
売上がほぼゼロでも、
- ワラント(MSCBなど)
- 助成金
- 大手製薬との提携金
で資金を確保し、研究を続けます。
**黒字化は「大型提携」か「新薬承認」**のどちらかで一気に訪れます。
■ 黒字化したバイオ企業の実例
● 海外:Moderna(モデルナ)
mRNA技術を武器に大型提携を連発し、COVID-19ワクチンで一気に黒字化。
● 日本:坪田ラボ
眼科領域で医薬品・医療機器・サプリなど複数事業を展開し、2025年に黒字化の壁を突破。
→ 黒字化できるバイオは少数精鋭です。
■ バイオ株を見極めるポイント
バイオ株は“夢”と“希薄化”の綱引きです。
その中で、成功確率を高めるためのチェックポイントは以下。
① パイプラインの段階
第Ⅱ相 → 第Ⅲ相 → 承認
と進むほど成功確率は上がる。
② 提携先の質
武田薬品・外資大手との提携は“技術の目利き”に合格した証。
③ 資金繰り
現預金 ÷ 年間キャッシュアウト
=「あと何年持つか」を見る。
④ 技術・知財
プラットフォーム型(mRNA、iPSなど)は強い。
⑤ イベントカレンダー
治験結果、提携、規制判断などで株価が大きく動く。
■ ブライトパスはどう評価できるか?
現時点では、
- BP2202という“将来性のあるパイプライン”
- MSCBの行使進捗による“需給改善”
- iPS・NKTという“テーマ性の強さ”
これらが揃っており、
短期的にも中期的にも注目されやすいフェーズにあります。
ただし、
- 資金調達リスク
- 臨床の不確実性
- バイオ特有のボラティリティ
これらは常に存在します。
■ まとめ
ブライトパス・バイオは、
「夢のあるパイプライン × 改善しつつある需給」
という、バイオ株としては面白い局面にあります。
しかし、バイオ株は成功確率が低く、
“期待”と“希薄化”のバランスをどう見るかが重要です。
投資する場合は、
- イベントスケジュール
- MSCBの進捗
- 資金繰り
- 提携の有無
これらを冷静にチェックしながら、
リスク管理を徹底することが大切です。

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