monoAI technology(5240):メタバースで再起をかける成長企業
※個人の主観や感想が入ります。データに関しても調査中のものがあります。諸々ご了承ください。
こんにちは!今回は、東証グロース市場に上場しているmonoAI technology株式会社(5240)について、その事業内容から現在の株価動向まで、投資検討で調べたので詳しく解説していきます。
何をやっている会社?
monoAI technologyは、主にメタバースプラットフォームとオンラインゲーム開発を手掛けるIT企業です。特に、大規模な同時接続に強みを持つメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を主力事業としています。
この「XR CLOUD」は、大人数のユーザーがアバターとして参加するバーチャルイベントや、企業のVR研修などに活用されており、サンリオや日産自動車など、大手企業との取引実績も豊富です。
強みは「モノビットエンジン」
同社の技術力の核心にあるのが、「モノビットエンジン」と呼ばれる独自のネットワークミドルウェアです。
簡単に言えば、これはオンラインでたくさんの人が同時にスムーズに通信するための技術です。有名なゲームでは、セガゲームスの人気タイトル『コトダマン』のマルチプレイ機能に採用された実績があります。
この技術は、現在の「XR CLOUD」の土台となっており、同社の最大の強みとなっています。
株価と業績の現状
monoAI technologyは、2022年12月に上場しました。上場直後は黒字を達成しましたが、現在は赤字が続いています。
これは、メタバース事業への先行投資が続いているためです。売上は上がっているものの、開発費や人件費がそれを上回る状況にあります。
しかし、2025年12月期の決算では、子会社株式の売却益を計上し、財務体質を強化するなど、事業の立て直しを図っています。
今後の展望
同社は、今後もメタバースとAI技術の融合に注力する方針です。
- AIを活用した新サービス開発: AIをメタバースに組み込むことで、ユーザー体験の向上を目指します。
- 教育分野への展開: 学校教育の現場で「XR CLOUD」を活用する取り組みを進めており、新たな収益源としての期待が高まります。
現在の株価は、アナリストの分析によると「割安」と評価されています。しかし、赤字が続いているため、あくまで将来の成長期待が株価に織り込まれている状態と言えるでしょう。
まとめ
monoAI technologyは、現在の厳しい業績を乗り越え、メタバース市場の拡大とともに成長できるかどうかが大きな焦点となっています。
メタバースという分野は、まだ黎明期であり、不確実な要素も多いですが、その分大きな成長ポテンシャルも秘めています。
投資を検討される際は、今後の決算発表や、新しいサービスの情報に注目し、ご自身の投資戦略と照らし合わせて慎重に判断することが重要です。
直近(記事当時の2025年8月中旬)では明らかな下降トレンド。
下値を考えるならそろそろと思い始めたけど、まだ少し高いか・・・
230円くらいならかなりお得感はあるんだけどな~(*´ω`*)
ただ、最近はWEB3に近しいブロックチェーンとかはやりすぎてるし、少し先取りしたい業種ではある・・・
一度買ってみるか
(; ・`д・´)
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